2018年3月18日日曜日

第四回:続、Matsuo methodはトップアスリートのためだけのもの?(POWER Line Trainingの一つの特徴:体幹トレーニングの要素が入っている。)


誤解の無いようにMatsuo methodは初心者からトップアスリートまで対象としており第四回の説明は『下記図のココ』の部分だけであることをご理解ください。

第三回では、Stage1の選手にはまず、①体の機能性を高める、②体の使い方を知る、トレーニングであることまで記載しましたので、第四回ではそれを掘り下げてPOWER Line Trainingの『上記図のココ』の部分を説明します。

①体の機能性を高めるの体の機能性とは、文部科学省が定める

1 すべての子どもたちが身につけるべき「身体能力」について
(1) 身体能力の各「要素」
1筋力
2筋持久力
3瞬発力
4心肺持久力
5敏捷性
6平衡性
7柔軟性

 の要素と概ね同じと考えています。
従来のトレーニングは、この要素毎、或いは複数の要素を高めるためのトレーニングメニューが用意されているように思います。
一方、POWER Line Trainingは②体の使い方を覚えるというトレーニングメニューを実施しながら7つの要素がメニュー全体の中にバランス良く構成されていると思います。
松尾氏が開発したPOWER Line Trainingは五体※をどのように動かせば良いか?を体に覚えさせるために
1.独特な動作が数多くある。
2.一般的なトレーニングをPOWER Lineの理論でアレンジしている。
3.それらの動作を組み合わせた複雑な動作も存在する。
4.動作の完成度が体の機能性の高さ。
※五体:頭首、上部胴体、下部胴体、手、足の5つです。

何百、何千もの動作メニューから抜粋して写真を紹介します。
独特な動きであることが写真から、少しイメージしていただければと思います。
写真提供は、株式会社Aim Highより



私も上記、写真のような動作を体験しました。その、感想を交えながらPOWER Line Trainingがどのようなトレーニングか?説明します。体験したことのある方でしか解らないかもしれませんが、この説明で、興味を持っていただき、一度体験してみようと行動を起こしていただければ幸いです。
POWER Line Trainingを理論的に説明するより私の体験、感想も交えながら説明した方が、イメージしやすいと思いましたので、体験、感想も交え記載します。

POWER Line Trainingは体幹トレーニングの要素が入っている。

私の知る体幹トレーニングは、ポーズをとり、その姿勢を保つことでインナーマッスルを鍛えるという「静」のイメージの体幹トレーニングです。
一方、POWER Line Trainingは、体幹を動かしながら鍛えるという「動」のイメージの体幹トレーニング(動的体幹トレーニング)です。五体の補足で上記に記載した、上部胴体と下部胴体を上下左右前後に速いスピード、遅いスピードと様々な動きでトレーニングをしていきます。そのメニュー数は豊富で、こんな動きどこで考えたんだと思うほど次から次へとメニューが登場します。
体幹を動かすということを今まで意識したことが無かったため、どのように動かせば良いのか?全くイメージがつきませんでした。手足も含めた体全体を動かすような動作であれば見様見真似で、フォーム(見た目)をそれっぽく合わせていけますが、上部胴体と下部胴体をトレーナーの言われた通り動かすことができませんでした。
ところが加藤チーフトレーナー(Aim High Sports所属)は説明しているとおりに見た目で解るほど動いているんです。しかしながら私は一生懸命動かそうとしているのに動きません。
八田:姉さん(加藤チーフトレーナー)全然動かないんですけど。
姉さん:大丈夫ですよ、見た目では解りませんが、動かし方はそれでいいんで大丈夫です。やっていけば動くようになりますから。
八田:・・・・ (俺のカラダの中透視できるんかな?と心の中で思いました。)
そんな感じで、トレーニングも回数を重ねると、動かし方が正しかったのか、ひょっとして動くようになったきた。「しめしめ」と思っていたら。
姉さん:八田さん動くようになってきたじゃないですか?
八田:・・・・ (俺の思っていることが解る?読心術でも身に付けてはんねやろか?と心の中で呟きました。)
POWER Line Trainingは①体の機能性を高める、②体の使い方を知るを同時に身に付けていくトレーニングです。
私の場合は、「②体の使い方」は教えてもらい解っていたが「①体の機能」が機能していなかっただけ。「②体の使い方」は間違っていなかったので繰り返しトレーニングをすれば「①体が機能」し始めたということでしょうか。

これは、加藤チーフトレーナーが見た目のフォームや動きに拘わり、ココが動いていない、アソコが動いていないと、見た目の出来ないことを指摘されていたら・・・
「そりゃ、あんたは出来るやろうけど、俺何歳や思ってんねん。そんな簡単に動くかいな」とこのトレーニングを辞めていたと思います。
実は、この指導の仕方も、後々説明しますが、Matsuo methodの奥の深さなのです。このブログを読み続けて頂ければ、いずれ登場しますので、お楽しみに。

すいません、またまた長くなりましたので、次回にこの続きを綴ります。
また、続編として続・続が続くとテーマを見ただけでは内容が解らなくなるのでテーマを「POWER Line Trainingの一つの特徴:XXXXXXXXXXX」として今後、綴ります。

Matsuo methodのトレーニングを提供しているサイト紹介
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