2018年3月24日土曜日

第五回:POWER Line Trainingの一つの特徴:自圧トレーニングっていう要素も加わる。


しつこく冒頭で記載しますが、誤解の無いようにMatsuo methodは初心者からトップアスリートまで対象としており第五回の説明も『下記図のココ』の部分だけであることをご理解ください。


POWER Line Trainingは体の7つの機能性を高める動作がメニュー全体の中にバランス良く構成されということを第四回で記載しました。
第五回では、筋力や筋持久力という2つの機能性を高めるという視点でPOWER Line Trainingの独自性を紹介したいと思います。
決して筋力や筋持久力だけを高めるトレーニングを目的としているのではなく、7つの機能性のうち筋力や筋持久力を高めるのに、どのように役立っているのか?ということをお伝えしたいと思っています。

まずは、トレーニングの特徴を記載します。
①筋トレマシーンを使わなくても筋力、筋持久力がアップします。
但し、Stage3,4の選手には負荷をかけるマシンを使う場合があります。

②自重トレーニングですが、特定の部位だけの筋力を鍛るような感じではない。
腕立て伏せ、腹筋、スクワットのように特定した部位の筋力を鍛えるような動作はあまりありません。

③自圧トレーニングっていう要素も加わる。
世の中にこんな言葉があるのか?解りませんが、自圧トレーニングという言葉が当てはまると思っています。
下記でどんな感じか記載しますが、自分が持つ筋力と筋力を闘わせるような感じです。

POWER Line Trainingは体の使い方を知ることが主目的で、筋力を発揮する体の使い方を知る過程で筋力や筋持久力がアップするという効果が加わります。

整理しますと、筋トレマシンを使わず、自重+自圧トレーニングのようなことをPOWER Line Trainingではやっているということになります。

ここで質問です、腕立て伏せの体制で腕の筋肉を使って動作してくださいと質問したらどのような使い方があるのか?何パターン考えられますか?



大体の人が思いつくのが、腕を曲げ伸ばしして筋力を鍛える動作は思いつくはずです。
それ以外には、腕を曲げ伸ばしせず、肘から下の腕を外側にひねり、肘から上の腕も外側に捻るというような筋肉の使い方もあります。
一度やってみて、欲しいんですが力いっぱい捻ると、かなりの筋力を使っていることが実感できると思います。
肘から下を外側へ、内側へ、肘から上を外側へ内側へという使い方の組み合わせは
①肘から下外側、肘から上外側
②肘から下内側、肘から上外側
③肘から下外側、肘から上内側
④肘から下内側、肘から上内側
と4通りの使い方があります。
周りから見ると、腕立て伏せの手を伸ばした状態という見た目ですが、4通りの腕の筋肉の使い方を身に着けようとしています。
実際のPOWER Line Trainingでは、この動作メニューは存在しませんが、理屈を説明するのに単純で解り易いと思ったため例示しました。
このブログを書くために数人の人に、実際に腕立て伏せの手を伸ばした上体で上記の①~④の動きを実際にやってみたのですが、私の場合は、③が最も苦手な動作でそのように動かそうと思っているのですが、出来ているのか出来ていないのか?解らない感覚です。
何人かの人に①~④どれがやり難いか確認したところ、面白いことに、どれが苦手かは、人によって違うようです。

POWER Line Trainingの筋力、筋持久力へのアプローチはこのような感じの動きを足の先から手の先まで五体全体の体の動かし方(筋肉の動かし方)を体に覚えさせながら時には力を込め筋力、筋持久力をアップしていきます。

写真提供は、株式会社Aim Highより



見た目の動きは地味ですし、自分との戦いです。周りから見たらめいいっぱい筋力を使っているのか?解りませんので、自分がどれだけ、めいいっぱい力を込めているのか?でトレーニング効果が異なってきます。
そういった意味では、心のトレーニング(精神鍛錬)になっているのでは?と過大解釈してる自分がいます。

自圧トレーニングは力の入れ方(筋肉の使い方)を身に着けるための動作ですが、筋力も鍛えられます。正しい動作をすればドンドン力を加えていくことが出来ます。
どんどん力を入れれるようになってきたタイミングで、姉さん(第四回でも登場した加藤チーフトレーナー)が
姉さん:八田さん、そのカラダの使い方いいですね、もっと力が入るんじゃないですか?ドンドン力を加えていってください。
八田:そんなことないですって、めっちゃ力入れてますって・・・
姉さん:いけます、いけます。
八田:(心の中で、鬼と思いながらさらに力を込めると、体中がプルプル震えだし。)
   ウォ~きた~。(と案の定、ふくらはぎがつって、その場に寝ころびました。)
姉さん:いいですね~。 筋肉に神経が通っていっている証拠です。(笑)
八田:(俯いて、鬼・・・)
筋肉がつってしまうような自圧トレーニングですが、絶対に怪我はしません。
なぜなら、自らの筋力を超える負荷をかけることは不可能ですし、筋力の限界が近づいたらヒトという動物が持つ本能的なものでリミッターが働き、怪我する前に危険信号を出して動作を止めます。

トレーニングを終えた翌日は、案の定体中が筋肉痛です。
中年おやじの私は、スポーツをした場合など、最近では2日後の筋肉痛が当たり前だったのにPOWER Line Trainingでは、即効性が高く翌日には全身が筋肉痛に・・・
特に、肩甲骨周り、背筋、お尻周り、太ももの裏あたりからふくらはぎと、体のバックサイド全面が筋肉痛となりました。
まさかの手のひらの筋肉や足の裏の筋肉まで・・・
きっと、体中の筋肉を使っていたんでしょうね。

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Aim High SPORTS

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